虫歯|吉竹歯科医院|JR立花駅徒歩15分、尼崎市役所すぐの歯科・歯医者

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虫歯

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虫歯治療

原因

虫歯の直接の原因は口腔内にいる虫歯菌です。虫歯菌は口腔内の糖分を餌にして酸を作り、歯を表面から溶かしてしまいます。
しかし、同じものを食べて同じように歯磨きしていても、虫歯になる人とならない人がいます。
これは、人によって口腔内細菌の種類、歯の強さ、唾液の性質、歯並び、咬み合わせ等が違うためです。
一人ひとりの原因に合わせた予防策、治療法が必要です。

進行

歯は3層構造になっており、外側から①エナメル質、②象牙質、③歯髄があります。

①エナメル質は人体で最も硬い組織で、酸にも強く、鎧のような役目を果たしています。
神経や血管は通っておらず、虫歯がエナメル質内に止まっている間は痛みや沁みなどの症状も出ません。

②象牙質はエナメル質よりもやわらかく、顕微鏡でみると無数の小さな穴が空いています。この孔は神経の通う歯髄に通じているため、虫歯が象牙質に及んだり、エナメル質がすり減って象牙質が露出すると、痛みや沁みといった症状を引き起こします。

③歯髄は歯の内蔵とも言える組織で、神経や血管、多様な細胞が棲んでいます。
虫歯が歯髄にまで及ぶと、通常の虫歯治療とは少し違った処置=歯内療法が必要になります。

このようなエナメル質と象牙質の構造の違いが、虫歯の発見を妨げることがあります。
エナメル質は酸に強いため、虫歯になっても相当進行しない限り、大きく穴が空くことはありません。
象牙質は酸に弱いためエナメル質より遥かに早く虫歯が進行します。
このため、エナメル質では小さな黒い点にしか見えない虫歯でも、象牙質では大きく広がっていることになります。

 

治療

虫歯治療では、酸によって溶かされた部分を取り除き、人工物(つめ物、かぶせ物)で補い修復することになります。
現在は、修復物にも様々な方法と材料があり、それぞれに長所と短所があります。
口腔内状態により、また患者さんが重視するものによって、用いる方法は変わります。

二次う蝕

修復物が装着されて虫歯治療が終わると、再発を防ぐための努力が必要になります。
虫歯というものは、基本的に治癒することがありません。歯科治療にできるのは、虫歯で失われた部分を人工物で補うことだけです。完全に歯と同化するような治療法はなく、歯と人工物の間にはかならずギャップがあります。
このため、一旦は虫歯治療が終わっても、虫歯になった原因が放置されれば、修復物の縁から虫歯菌が侵入し、新たに虫歯が作られてしまいます。そして、虫歯治療が繰り返された先には抜歯が待ち受けています。
このようなサイクルに陥らないために、治療終了後はかならず衛生士によるメンテナンスを受けて頂きます。