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インプラント

インプラント|吉竹歯科医院|JR立花駅徒歩15分、尼崎市役所すぐの歯科・歯医者

身体への負担に配慮したインプラント治療

インプラントは、天然歯に近い噛み心地を取り戻せる一方で、外科手術や治療期間への不安を感じる方も少なくありません。当院では、患者さんの身体的な負担や将来的なリスクに配慮し、以下の「4Sコンセプト」を大切にしています。

Short(短期間)
抜歯即時埋入や即時荷重などを取り入れ、可能な限り治療期間の短縮を目指します。

Simple(シンプル)
必要以上に複雑な手術を避け、一人ひとりの状態に適した術式を検討します。

Small(低侵襲)
処置を必要な範囲に抑え、術後の痛みや腫れなど、身体への負担の軽減を目指します。

Safe(安全性)
人工骨などの使用も慎重に判断し、将来的な感染リスクや長期的な安定性まで考慮します。

私たちが見据えているのは、治療直後だけでなく、10年後、20年後のお口の健康です。精密な診断と適切な治療計画を通じて、長く安心して使い続けられるインプラント治療を目指しています。

精密な診断と治療を支える設備

インプラント治療では、あごの骨や神経、血管などの位置を事前に把握し、治療計画を立てることが重要です。
当院では、より精密な診断と治療につなげるため、CTやコンピュータシミュレーション、サージカルガイド、マイクロスコープなどの設備を活用しています。

あごの骨を立体的に確認する「CT」


インプラントは、あごの骨に人工歯根となる土台を埋め込む治療です。あごの骨の内部には神経や血管が通っているため、それぞれの位置関係や骨の状態を事前に詳しく確認する必要があります。
そこで当院では、インプラント治療前の検査にCTを活用しています。
一般的なレントゲン写真が平面的な画像であるのに対し、CTはお口の周囲を360度方向から撮影し、立体的な画像を確認できる装置です。骨の厚みや高さ、神経・血管との位置関係などを詳しく把握し、治療計画に役立てます。

埋入位置を事前に検討する「コンピュータシミュレーション」


CTで撮影したデータは、専用のシミュレーションソフトに取り込みます。
画像上であごの骨や神経、血管の位置を確認しながら、使用するインプラントのサイズや埋入する位置・角度・深さなどを事前に検討します。
実際の手術を行う前にさまざまな条件を確認することで、患者さん一人ひとりのお口の状態に合わせた治療計画を立てていきます。

治療計画に沿った手術を支える「サージカルガイド」


コンピュータシミュレーションで作成した治療計画を、実際の手術に反映するために使用するのが「サージカルガイド」です。サージカルガイドは、インプラントを埋入する位置に穴が設けられた、マウスピースのような形状の手術補助装置です。手術時に患者さんのお口へ装着し、ガイドに沿ってインプラントを埋入することで、予定した位置・角度・深さからのずれを抑えます。術者の感覚だけに頼るのではなく、事前のシミュレーションを手術に反映させるための重要な設備です。

細部まで確認するための「マイクロスコープ」


マイクロスコープは、治療する部分を十数倍程度まで拡大して確認できる歯科用顕微鏡です。
肉眼では確認しにくい細かな部分まで拡大して見ることで、より精密な処置につなげます。当院では必要に応じてマイクロスコープを活用し、細部まで確認しながら治療を行っています。

手術当日に仮歯を装着する「抜歯即時埋入/即時荷重」

一般的なインプラント治療では、抜歯後の傷口や骨の状態が落ち着くまで待ってから、インプラントを埋入することがあります。その場合、治療期間中に歯がない状態で過ごす期間が6ヶ月以上に及ぶこともあります。

当院では抜歯したその場で、インプラントを埋入する「抜歯即時埋入」によって、最短2ヶ月で仮歯が入り、噛めるようになります。
患者さんのお口の状態などによっては、手術したその日のうちに仮歯を装着する「即時荷重」によって、治療期間や来院回数の短縮につながるほか、骨造成や歯肉への処置を抑えられる場合があります。

ただし、すべての患者さんに適応できる治療ではありません。骨の量や質、噛み合わせなどを詳しく確認したうえで、適応可能かどうかを判断します。

歯ぐきの切開や縫合を抑える「フラップレス手術」

一般的なインプラント手術では、歯ぐきを切開してあごの骨を確認したうえでインプラントを埋入します。そのため、術後に痛みや腫れが生じることがあります。
当院では、症例に応じて歯ぐきを大きく切開せずにインプラントを埋入する「フラップレス手術」に対応しています。
※ケースによっては歯肉を切開することもあります。

フラップレス手術では、メスで歯ぐきを大きく開くのではなく、「歯肉パンチ」と呼ばれる器具などを使用して必要な部分に小さな開口部を作り、インプラントを埋入します。
歯ぐきへの処置を必要な範囲に抑えることで、術後の痛みや腫れ、出血などの負担軽減が期待できます。また、症例によっては縫合や抜糸が不要になることもあります。

眠ったような状態で手術を受ける「静脈内鎮静法」

インプラント治療には外科手術が伴うため、「手術が怖い」「緊張してしまう」という方も少なくありません。もともと歯科治療に苦手意識がある方にとっては、さらに大きな不安を感じることもあります。

そうした患者さんの負担を軽減するため、当院では「睡眠無痛治療」とも呼ばれる静脈内鎮静法に対応しています。静脈内鎮静法では、鎮静薬を点滴から投与し、うとうとと眠っているようなリラックスした状態へ導きます。緊張や恐怖感が和らぎやすく、手術中の記憶が曖昧になることもあります。

歯科治療への恐怖心が強い方だけでなく、お口の中に器具が入ると吐き気を感じやすい「嘔吐反射」が強い方にも検討される方法です。

他院でインプラント治療が難しいと言われた方へ

インプラント治療では、人工歯根となるインプラントを支えられるだけのあごの骨が必要です。そのため、骨の厚みや高さが不足している場合、そのままではインプラントを埋入することが難しいケースがあります。
当院では、必要に応じて不足した骨を補う「骨造成」や「再生療法」に対応おり、他院でインプラント治療が難しいと言われた方でも、治療を検討できる場合があります。
もちろん、すべての症例にインプラント治療が適応できるわけではありません。まずはCTなどでお口の状態を詳しく確認し、治療の選択肢をご提案します。

上あごの骨を補う「サイナスリフト」

上あごの奥歯の上には、「上顎洞」と呼ばれる副鼻腔の空洞があります。上顎洞までの骨の高さが不足していると、インプラントを十分に埋入できないことがあります。
サイナスリフトは、上顎洞の底部に骨を増やすためのスペースを確保し、インプラントを支える骨を補う治療です。主に、上あごの奥歯部分で骨の高さが大きく不足している場合などに検討します。

身体への負担に配慮して骨を補う「ソケットリフト」

ソケットリフトは、上あごの奥歯部分でインプラントを埋入するための骨の高さが不足している場合に行う骨造成の一つです。
インプラントを埋入する部分から上顎洞の底部へアプローチし、上顎洞の粘膜を慎重に持ち上げます。そこに骨補填材などを加え、インプラントを支えるために必要な骨の高さを補います。
サイナスリフトと比べて、骨の不足が比較的小さいケースなどで検討される術式です。

自己血由来のフィブリンゲルを活用する「CGF療法」

「CGF療法」は、患者さんご自身の血液から作製したフィブリンゲルを活用し、骨や歯ぐきなどの組織が治癒・再生する過程をサポートする再生医療です。
フィブリンゲルには血小板などの血液成分が含まれており、インプラント治療に伴う骨造成などで使用されます。患者さんご自身の血液から作製することも特徴の一つです。
CGF療法は、再生医療等の安全性の確保等に関する法律に基づき、必要な手続きを経たうえで提供される治療です。

歯ぐきの厚みを補う「歯肉移植術」

インプラント治療では、インプラントを支える骨だけでなく、その周囲を覆う歯ぐきの状態も重要です。歯ぐきの厚みや量が不足していると、見た目に影響するだけでなく、お手入れがしにくくなり、インプラント周囲に炎症が起こりやすくなる場合があります。
歯肉移植術では、患者さんご自身のお口の中から健康な歯ぐきを採取し、インプラント周囲の必要な部分へ移植します。歯ぐきの厚みや形態を整えることで、より自然な見た目や清掃しやすい口腔環境を目指します。
インプラントを長く安定した状態で使用していただくためにも、周囲の歯ぐきまで考慮して治療を行います。

信頼性を重視したインプラントメーカーの選定

現在、インプラントには国内外の多くのメーカーがあります。それぞれ特徴が異なるため、どのインプラントを選択するかも治療を考えるうえで重要なポイントです。
当院では、「オステム」「ジンヴィ」「HIOSSEN」など、歯科医療の現場で使用されているインプラントシステムを採用しています。
インプラントは、治療後も長期間にわたって使用していくものです。そのため当院では、治療時だけでなく、その後のメンテナンスや長期的な使用まで考慮してインプラントを選定しています。

幅広い症例に対応する「オステム」


オステムは、インプラントの世界販売本数でNo.1の実績を持つメーカーです。アジア人の骨格や骨の特徴にも配慮した設計で、さまざまな症例に対応する製品が用意されています。
また、当院の院長はオステムのインストラクターも務めており、製品の特徴を熟知したうえで、一人ひとりのお口の状態に合わせた治療を行っています。

骨との結合を考慮した「ジンヴィ」


ジンヴィは、かつて「ジンマー・バイオメット・デンタル」の名称で展開されていたインプラントメーカーです。
骨の量が少ないケースなど、さまざまな状態に対応するための製品が用意されています。また、インプラント表面に「ハイドロキシアパタイト」を使用した製品もあり、骨との結合を考慮した設計が特徴です。

歯科技工士と連携した人工歯づくり

インプラント治療では、あごの骨に埋め込んだインプラントの上に、「上部構造」と呼ばれる人工歯を装着します。
この人工歯を実際に作製するのが、歯科医療の専門職である「歯科技工士」です。噛み合わせはもちろん、歯の形や色なども考慮しながら、一人ひとりのお口に合わせて人工歯を作製します。
当院では、人工歯の品質にもこだわり、高崎デンタルラボラトリー/代表 内藤氏に上部構造の作製を依頼しています。歯科医師と歯科技工士が連携し、機能性と見た目の両面を考えながら治療を進めています。

治療後も安心していただくための10年保証


インプラントは、治療後も長期間にわたって使用していくものです。当院では、治療後も安心してお使いいただけるよう、歯科治療保証会社「ガイドデント」と提携し、10年間の保証体制を整えています。

ガイドデントでは、所定の条件のもと、インプラント埋入手術日から10年間、フィクスチャーと上部構造(人工歯)が保証対象となります。偶発的な事故による損傷や脱落などにも対応する場合があるほか、転居後も全国の加盟歯科医院でサポートを受けられることが特徴です。

さらに当院独自でも、フィクスチャーと上部構造それぞれに10年間の保証を設け、治療後のサポート体制を整えています。なお、保証の適用には定期的なメンテナンスなどの条件があり、保証範囲や内容については治療前に詳しくご説明します。

担当医からのメッセージ

歯を失ったときの治療法として、インプラントを思い浮かべる方は以前よりも増えてきました。インプラントには噛みやすさや見た目などさまざまな特徴がありますが、私たちが特に大切だと考えているのは、「残っている健康な歯への負担を抑えられる」という点です。

部分入れ歯やブリッジでは、失った歯を補うために周囲の歯を支えとして利用します。そのため、噛む力が支えとなる歯に加わったり、ブリッジでは隣の歯を削る必要があったりするなど、残っている歯に負担が生じる場合があります。

インプラントは、あごの骨に独立した人工歯根を埋め込むため、周囲の健康な歯を支えとして利用する必要がありません。残っている歯への負担をできるだけ抑えながら、失った歯を補えることは大きな特徴だと考えています。

もちろん、インプラントにも外科手術が必要であることや、保険が適用されず治療費がかかることなど、事前に理解していただきたい点があります。また、お口や全身の状態によっては、入れ歯やブリッジなど別の治療が適している場合もあります。

大切なのは、それぞれの治療法のメリットと注意点をきちんと理解したうえで、ご自身に合った選択をしていただくことです。どの治療法を選ばれた場合でも、患者さんのお口の状態やご希望に向き合いながら、できる限り良い治療をご提供できるよう努めます。

インプラントを含め、歯を失った後の治療についてお悩みの方は、どうぞお気軽にご相談ください。