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総合診断
病院に行って検査もせずに手術をするでしょうか?
歯科治療では、顔貌も含めた骨格の診断が必要です。
たとえば、虫歯などは削って詰めれば済むように思えますが、そもそもなぜ虫歯になったのかを考える必要があります。根本的な原因がわからずに、歯を削るだけでは悪化する一方です。
当院では骨格から1歯単位まで、総合的な診断に基づいた治療のために、以下のような診査を行っています。
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虫歯
虫歯の直接の原因は口腔内にいる虫歯菌です。虫歯菌は口腔内の糖分を餌にして酸を作り、歯を表面から溶かしてしまいます。
しかし、同じものを食べて同じように歯磨きしていても、虫歯になる人とならない人がいます。
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歯内療法(根管治療)
虫歯が深く進行した歯では、歯の内臓とも言うべき歯髄に細菌が侵入してしまいます。
ここまで進行すると、簡単に虫歯を取って詰めて終わりというわけにはいきません。侵入した細菌と感染した歯髄と取り除く必要があり、治療には時間がかかります。このような感染した歯髄を除去する、あるいは生きている歯髄を一部保存するのが歯内療法や根管治療と呼ばれるものです。
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歯周病
歯と歯茎の境目についた細菌の塊、プラーク(歯垢)が原因です。
また、プラークは放置すると1〜2週間で歯石と呼ばれる状態に変化し、こうなると歯科医院の特殊な器具を使わなければ取り除けなくなります。
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インプラント
歯を失った場合、もともと歯があったスペース=欠損部分をそのままにしておくと、さらなる問題を起こすことも多く、何らかの方法で補う必要があります。
失われた歯を補う方法は大きく3つあります。